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首里手と示現流 [空手道]

沖縄・那覇のレンタカー店横に、このような碑を見つけビックリ。

080422shoto1.jpg

「空手に先手なし」の大きな字が目に飛び込んできたので、すぐさまチェックしたのだ。

080422shoto2.jpg

昨年、船越先生の没後50年ということでこのような行事があり、作られたようだ。
http://www.geocities.jp/sanpou88/sekaitaikai0704.htm

今回の滞在中、空手と全然関係ない観光地のお店で空手の本を見つけた。
立ち読みしていたのだが、面白いので買ってきてしまった。
野原耕栄著、沖縄伝統空手「手」Tiyの変容、という本だ。
Amazonで検索すると内容紹介と著者のプロフィールも載っているので興味のある方はどうぞ!

沖縄伝統空手「手」Tiyの変容

沖縄伝統空手「手」Tiyの変容

  • 作者: 野原 耕栄
  • 出版社/メーカー: 球陽出版
  • 発売日: 2007/11/21
  • メディア: ハードカバー


じっくり読んでいるのでまだまだ読み終わらないが、「手」「唐手」「空手」の成り立ちや首里手と
那覇手の歴史の違いなども詳しく書かれていて飽きない。

実は、この後出張が続き鹿児島に行き示現流を取材してきた。
首里手の松村宗棍先生が示現流の達人でもあり、空手(首里手)はその影響が大という説がよく
登場するが、示現流の資料にもそのような記述があった。
しかしこの本によれば、松村先生は確かに示現流の免許皆伝であったが、それは名誉のものだった
という。修行は半年ほどしかしておらず、琉球王の御側役という特別階級にあったことから授けられ
たものにすぎないという。
あくまで「手」の達人であって、「示現流」の達人ではなかったというのだ。

なるほど、それはそうかもしれないと思う。
一方で、示現流の型は初段から四段まであり、その中にさらに「燕飛」や「平」「安」という名も
見られる。「一撃必殺」の心構えといい、つながりを感じるような気もする。

私のレベルでは真偽のほどは不明だが、このような話はとても興味をひかれ面白い!


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共通テーマ:日記・雑感

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コメント 2

もん爺

「手」の歴史と謎ですね。
観光でもいいから
とにかく一度は沖縄に行かないとダメですね(^_^;)。
by もん爺 (2008-05-13 23:46) 

MIYA

一緒に沖縄空手セミナーいかがでしょうか・・・!
by MIYA (2008-05-18 22:53) 

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